TAMBARIN(丹波林)ツアーが開催されました
12月4日(土)~5日(日)にかけて京丹波町とJTBが主催する林業×観光×教育のモニターツアー「TAMBARIN(丹波林)」が開催されました。コロナ禍における新たな産業振興の一手として、京丹波町の広大な森林資源・密にならない観光地・体験型教育プログラムを盛り込んだ実証事業となります。都会では味わえない森林・林業が持つ力を教育観光の立場から検証し、林業のサービス産業化を模索します。
当組合は協力団体として2種の体験を提供いたしました。1日目は質美地区の皆伐事業地を見学いただき、高性能林業機械を交えながら現代の林業について学んでいただきました。また鋸引き体験を通して木と触れ合い、チェーンソーという機械の便利さと安全の重要性について体感していただきました。
2日目は残念ながら天候に恵まれず、当初予定していた大栗峠ハイキング(上粟野区)を中止し、しいたけの菌打ち体験を実施しました。普段スーパーで買うしいたけがどのように作られるのか、自ら森の恵みを創り出す体験をしていただきました。最初は穴あけに恐る恐るの参加者でしたが、最後はリズミカルに駒菌を打ち込むことができました。収穫できるかどうかは2年後までのお楽しみです。
今回はモニターツアーでありましたが、参加者の方々が京丹波町を気に入り、また京丹波町へ遊びに来られる日が来ると良いですね。
(林道の植物解説) (プロセッサによる造材)
(チェーンソーによる伐倒) (鋸引き体験)
(しいたけの菌打ち体験) (持ち帰り用に加工)