「丹波林(TAMBARIN)」カブトムシツアーが開催されました!!
当HPでも告知いたしました「丹波林」カブトムシツアーがこの夏2日程で開催されました。その様子についてご紹介します。
まずは会場となるわち山野草の森で森林散策を行いました。季節の草花や野草の紹介など、里山の自然について解説しました。時にはトンボやバッタが飛び交い、子供達は虫取りに夢中でした。
里山の様子について学んだ次はいよいよ本題のカブトムシ採りです。カブトムシを採る前に誘引トラップを作ります。バナナ・砂糖・焼酎を混ぜ合わせ、数日温かいところに置いて発酵させます。今回は事前に作成した物をトラップとして使用します。
カブトムシが寄ってきそうな樹を探し、トラップを仕掛けます。コナラやクヌギ・アベマキなど樹液が出やすい樹が狙い目です。設置した後はカブトムシが寄ってきてくれることを祈って本日は終了です。
翌朝早速トラップを確認しに行きます。カブトムシは本来夜行性のため、樹皮の裏側や洞など隅々まで影を探します。
スタッフも混ざって大捜索をしていますと、あちらこちらで子供たちの声が聞こえてきます。目を凝らしたり耳を澄ませたりしながら、隠れてしまったカブトムシやクワガタを上手く見つけ出しています。トラップを設置した樹よりも、元から樹液が出ているものなど、個々にお気に入りの樹があるようで、そういったところで多く見つかりました。
この山ではカブトムシよりもクワガタの方が多かったらしく、ミヤマクワガタやコクワガタ、ノコギリクワガタなど色々なクワガタが見つかりました。自然相手のイベントですのでスタッフとしましてもドキドキしていたところでしたが、無事皆さん見つけることが出来、一安心しました。
今回のイベントは初めての試みでしたが、京丹波森林組合では京丹波町の自然に親しんでいただく催しに今後も取り組んで参りたいと思います。
「丹波林」につきましてはこちらも是非ご覧ください。
https://tambarin-openforestry.com/