京丹波森林組合第2次中期計画を策定しました
森林組合系統においては令和3年4月より新たな系統運動がスタートしました。昨年秋の全国森林組合大会では『JForestビジョン2030』が決議され、『地域森林の適切な利用・保全と林業経営の更なる発展に向けて』が全国統一スローガンとなりました。
今回の系統運動においてはSDGs(持続可能な開発目標)の最終目標年次と同じ、令和12年度末までの10年間が運動期間であるため、10年後の夢・目指す姿を策定した上で、その達成に向けて取り組むこととなりました。
全国森林組合系統では、以下の3つの課題に取り組むこととなります。
1.組合員サービスの向上
組合員の意向が多様化している中、協同組合として組合員に対して「何ができるか」を考え実践する。その一つとして、組合員への一層の利益還元を実現する。
2.働く人の所得向上・就業環境改善
他産業との賃金格差や労働環境等の課題がある中、内勤職員・現場技能者について所得の向上・労働安全対策をはじめとした就業環境改善を進める。
3.事業拡大・効率化による経営の安定
人工林が成熟期を迎え林産事業・販売事業が拡大し、また森林環境譲与税や森林経営管理制度、森林組合法改正などの新たな仕組みが始まった中、事業拡大やICT(情報通信技術)の活用を含めた効率化を進め、安定的黒字経営を実現する。
これらの目標を達成すべく、以下の5つの項目について取組内容を策定しています。
1.都道府県・市町村と連携した地域森林管理体制の確立
2.循環型林業の確立と系統の木材販売力の強化
3.高度人財の確保・育成
4.協同組合として組合員に信頼される組織体制の確立
5.国民生活及びSDGsへの貢献
当組合におきましては、若い職員が中心となり、全職員が参加し意見を募り、ミーティングを重ねて『Think The Forest』(地球に生き 地域に生かされ 未来へ活かす!)を京丹波森林組合のスローガンとした『京丹波森林組合第2次中期計画』を策定することができました。
(全職員ミーティング風景)
今後は、『Think The Forest(地球に生き 地域に生かされ 未来へ活かす!)』というスローガンのもと、FK(現場技能者)並びに役職員、そして組合員様等と共に計画の達成に向け取り組んで参ります。
※下記に『京丹波森林組合第2次中期計画』の内容を載せております。
京丹波森林組合第2次中期計画内容 ←クリック