地域SDGs活動プラットフォーム①
京丹波町で新たに始まりました地域内外協働活動「京丹波町地域SDGs活動プラットフォーム」に当組合も参画し、3/30(土)にイベントを開催しました。(プラットフォームの詳細についてはこちらをご覧ください)
今回は森林資源活用の一環として、ドングリの苗木作り&しいたけの菌打ち体験を実施しました。当日の様子についてご紹介していきます。
ドングリの苗木作り
今回はクヌギのドングリをご用意し、0から育てていただくこととしました。ポットに砂利・土を敷き、その上にドングリを横向けに2つ並べて軽く土を被せます。最後に落ち葉を細かくちぎって被せたら完成です。これからどんどん暖かくなってきますので、2週間もすれば芽が成長してくるでしょう。1年後に苗木として町有林へ植えることを目標に、お世話を頑張ってもらいたいです。
しいたけの菌打ち
続いてしいたけの菌打ちに挑戦していただきました。クヌギやナラなどの広葉樹利用として、当組合では薪やしいたけのほだ木として活用しています。しいたけは特にクヌギ・ナラなどドングリの木を好むため、立派なしいたけが育ちます。
まずは簡単に菌打ちの説明を行い、早速挑戦してもらいました。穴開けはドリルを使用しますので皆さん最初は少し控えめに取り組まれていましたが、要領が分かればどんどんスムーズに作業が進んでいきました。
穴を開けた次は菌の打ち込みです。今回は駒菌を使用し金槌でトントンと打ち込んでもらいました。ドリルは少々危険ですが金槌であれば簡単ですので、小さなお子さんにも手伝ってもらい綺麗に菌打ちを完了させることができました。収穫までには2年かかりますが、枯れないよう手入れを頑張ってもらいます。
今回は春直前の作業として広葉樹にフィーチャーした取り組みに挑戦していただきました。今後は他の季節にも季節の林業を体験していただける機会を設ける予定としていますので、皆様のご参加をお待ちしております。