令和5年度 京丹波森林組合コンプライアンス研修会開催
令和5年10月20日に農林中央金庫 大阪支店 業務第二部より講師にお世話になり、午前は役職員を対象に「役員の役割及びハラスメントを防ぐ態勢について」学び、「ハラスメント対策は『初期対応力』で決まる~リーダー・管理職・経営層に必須の初期対応力~」のDVDを鑑賞し、健全な企業経営を行うために求められる企業体制の構築や企業の内部統治の徹底さを学びました。
また、午後はFK(現場作業員)並びに職員を対象に「ハラスメント事例とハラスメントを発生させない心構えについて」を学び、「ハラスメント対策は『初期対応力』で決まる~被害にあわない対応法、会った時の相談方法~」のDVDを鑑賞し、ハラスメント防止に向けた心構えとして、よりよい人間関係づくり、良好なコミュニケーションは日頃の積み重ねから、しっかり・はっきり・気持ちよくあいさつし、感謝の気持ちを伝えることを忘れないことが大切であることを学びました。
改めて一人一人が、お互いを認め合い、風通しの良い職場づくりに取り組む意識を再確認できました。
また、同日にFK(現場作業員)並びに職員を対象に人権研修会(DVD鑑賞)を開催しました。お互いが支え合い、温かく見守りあう地域社会の大切さを学びました。
令和5年度 林業推進委員会議を開催しました
今年も「林業推進委員会議」を開催しました。9月21日(木)に、わち林業センターを会場として、9月22日(金)には、京丹波町役場防災会議室で行い、合わせて49名の林業推進委員様にご出席頂きました。
今年の会議では、以下の内容について説明を行いました。
・森林経営計画に基づく間伐事業の推進について
・保安林指定森林における森林整備について
・森林環境譲与税関係事業について
・インボイス制度について
特に「森林環境譲与税関係事業について」は、平成31年4月からスタートした森林経営管理制度について説明を行い、森林環境譲与税を充てた事業として、町から委託を受け「森林経営管理意向調査」及び「山林境界明確化」の進め方についてお伝えしました。
また、「インボイス制度について」は、令和5年10月1日から「適格請求書等保存方式」(インボイス制度)が導入されます。消費税及び課税事業者・免税事業者の違いや間伐を行った木材を搬出した際に、当組合を通じて木材市場等に販売し、お預かりした売上代金の精算方法等をお伝えいたしました。
森林組合と森林所有者皆様とのパイプ役をお務めいただく林業推進委員様には、ご多忙の中、何かとお世話になりますが、よろしくお願い致します。
リスクアセスメント講習会開催
林業における労働災害の発生は、減少傾向にありますが、災害の発生度合を表す「年千人率」で他産業に比べると全産業の中で最も高くなっています。
年千人率とは、1年間の労働者1,000人当たりに発生した死傷者数の割合を示すものである。
令和4年の「年千人率」では、全産業平均が 2.3に対して林業は、23.5と約10倍の発生率となっています。また、令和4年の林業における年齢別死亡災害発生状況では、50歳以上が57%を占めており、作業種別の死亡災害では、伐木作業中の災害が63%を占めています。
令和5年9月8日に労働災害を防止するため、災害発生の原因となるものを取り除くことが必要であり、林業・木材製造業労働防止協会京都府支部 藤井 文夫 氏 及び 技能師範 古屋 昭 氏 から京丹波森林組合 FK(現場作業員)と職員を対象に、林業労働災害の防止及び令和4年林業労働災害について学び、リスクアセスメントの指導を受けました。
各班に簡易リスクアセスメント実施事例のイラストを見ながら、どのような作業でどのような災害を受けるのか、「危険の洗い出し」を「~するとき、~したので、~(事故の型)になる」の3段階で災害に至る過程を明らかにしました。また、「災害の可能性・重大性」のランク評価(1~5段階評価で、数字が高ければリスクが高い)についての意見も出し合い、どのような「低減対策」が必要なのか話し合いました。
この指導を基に、当日作業のリスクアセスメントを行い、ゼロ災害を目指して安心・安全な山づくりに努めています。
ツバメ(仲間)の旅立ち
組合事務所の軒下にツバメが巣を作り、雛が3羽生まれました。「ツバメが家に巣を作ると縁起が良い」と古くから言われているそうです。
餌を欲しそうに巣から顔を出しています。
ただ、昨日成長した雛が巣立っていきました(泣)。
親ツバメがまた同じ巣に戻ってくることを期待したいですが、同じ巣に戻ってくる確率は低いそうです。
巣立ったツバメの恩返し(笑)を来年待っております!!
お久しぶりです!!ゴーヤさん♪(Final)
(ゴーヤ 前回からの続き)
7月4日、10日
アサガオの花がちらほらと咲き始めました。
7月12日
ゴーヤの実を発見!!!
7月19日
ゴーヤの実が多く成ってきました。
収穫したゴーヤです。小ぶりなのでおひたしにしてみました。
美味しく頂きました。ごちそうさまでした!!
お久しぶりです!!ゴーヤさん♪(その2)
(ゴーヤ 前回からの続き)
6月12日
一緒に植えましたアサガオの花が咲きました。
6月24日
少しずつ成長し、小さい花がキレイに咲きました。別のアサガオも花を咲かせてくれました。
※6月9日に苗を植え付けて15日後
7月1日
天翔るごとく伸びています。
次回更新までお待ちください!!
令和5年度「京都ゼロ災3か月運動」(第39回) 決起集会
令和5年6月30日に、職場における「トップの安全衛生に関する宣言」と”危険ゼロ”の取組による「災害ゼロ」の達成と”健康確保”を目標とする「京都ゼロ災3か月運動」の決起集会を開催しました。
~安全宣言~
一、私たちは、笑顔を絶やさず、明るく元気に挨拶をします。
一、私たちは、健康管理に注意し、日々業務に従事します。
一、私たちは、基本動作と、正しい作業手順で安全作業を行います。
一、私たちは、交通規則を守り、安全運転を心がけます。
一、私たちは、過去の事故・災害を忘れず、これを教訓とします。
京丹波森林組合 フォレストキーパー連絡協議会
~安全の誓い~
私達は、健康で気持ちよく働くことのできる快適な職場環境をつくるため、全ての作業現場で安全衛生活動を推進します。また、安全に対する意識を再確認し、本集会を契機に新たな決意をもとに全員参加で「無事故、無災害」を目標に邁進することを誓います。
令和5年6月30日
京丹波森林組合
代表理事組合長 樋口 義昭
当組合では、これまで「京都ゼロ災3か月運動」に参加し、令和元年度から令和4年度までゼロ災を達成しています。今年度の運動期間は、令和5年7月1日(土)~9月30日(土)の3か月間となり、「ゼロ災でいこう、ヨシ!」を合言葉として、FK並びに職員が一丸となって安全作業を心がけていきます。
安全祈願祭を実施
令和5年6月30日に安全祈願祭を実施しました。
この日は、1年の半分にあたる日であり、夏越の祓(なごしのはらえ)として半年の間に身に溜まった穢れを落とし、罪や過ちを祓い清め、残り半年の無病息災を祈願する「大祓」の神事です。
残り半年となりましたが、FK(現場作業員)並びに職員が一丸となって安全作業を心がけ、無災害に努めていきます。
お久しぶりです!!ゴーヤさん♪
昨年はゴーヤ栽培ができませんでした...
でも、今年はゴーヤ栽培をしながら、日差しを遮る「緑のカーテン」で涼をとりたいと思います。
ゴーヤを食べれば夏バテ予防にもなり、夏場の厳しい山仕事を乗りきるためには、うってつけです。
あさがおも一緒に育ててます。
6月9日 (苗の植え付け、設置)
Coming Soon
令和4年度 森林環境教育事業
令和3年度から始まりました森林環境教育もこの3月で2年目が終了しました。有り難いことに少しずつ授業回数も増え、子ども達からも「次いつ来るの?」と嬉しい言葉をもらいました。
当組合で実施している森林環境教育は体験と座学の両方を取り入れ、総合的に学ぶことを心掛けています。一部ではありますが昨年行いました丹波ひかり小学校での授業の様子をご紹介します。
「1年生 アサガオリース」
1年生が育てたアサガオのツルと組合で準備した葛のツルを使用したリースを作りました。飾り付けにビーズやモールなどのアクセサリーを貼り付けて完成です。
アサガオの赤色のツルが良い組み合わせとなり、クリスマスシーズンに向けて可愛らしいリースが出来ました。
「2年生 葉っぱでしおり作り」
2年生と学校林で集めてきた葉っぱをラミネートしてしおりにしました。葉っぱを重ねて生き物を表現したりなど、個性溢れるしおりが完成しました。自作したしおりでお家でも読書をしてもらえると嬉しいです。
「3年生 林業見学」
山の仕事について勉強するため、当組合の現場作業員と町内の製材所にご協力いただき、木材搬出現場と製材所の見学を行いました。立木が木材になるまでの工程を通じて、様々な機械とそれを使いこなす職人の工夫、木が私達に届くまでの姿の変化など、生産から加工までの仕事を学びました。普段見えない場所で働いている人達の仕事について、少しずつ興味を持ってもらえると嬉しいです。
「4年生 学校林活動」
一昨年度から開拓が始まった学校林活動では、学校の皆がより安全に楽しく活動できるよう、階段の増設や学校林内の除伐などの整備作業から始めました。整備作業を終えると、ベンチ、小屋、シーソー、吊り橋、遊び場など8グループに分かれて、班で協力して作業に取り組みました。
必要な材料は林内で調達し、枝を組んでベンチにしたり、笹で屋根を作ったりなど試行錯誤して、全班完成することができました。活動終了後、学校林の紹介と共に4年生から3年生へノコギリとヘルメットの引き継ぎが行われました。
次の4年生がどのように学校林を進化させていくのかとても楽しみです。
「5年生 宿泊体験学習補助員」
5年生の宿泊体験学習では職員がガイドとして同行し美女山登山に挑戦しました。大変な登り道でしたが、無事標高482mの山頂に皆で辿り着きました。山の上から小学校や自宅を探し、いつもと違った景色を楽しみました。
「6年生 卒業制作」
野外に設置しているベンチが老朽化しているため、6年生が卒業制作としてベンチを送ることになりました。予めベンチの形に加工した部材をそげで怪我しないように、また手ざわりを良くするため、丁寧にやすり掛けしました。最後には記念に焼きペンで焼き入れを行い、防腐加工をして設置しました。これから畑活動や学校林活動など、様々な場面でベンチが活躍することでしょう。
昨年度は丹波ひかり小学校だけではなく瑞穂小学校でも一部森林環境教育を実施する貴重な機会をいただけました。京丹波町という自然に囲まれた環境の中で少しでも森林や環境に対して興味を持つ子ども達が増えることを心から願っています。